コピー機・複合機のお役立ち情報
株式会社ビジョン 東証プライム上場(証券コード:9416) | 会社案内・IR情報
0120-601-249
オフィスしばしば起こるプリンターの目詰まり。目詰まりをすると色が抜けてしまったり、筋が出てしまったりなど、正しい状態で書類が印刷されません。突然起こる目詰まりは、オフィスでの効率的な作業に大打撃を与えてしまうでしょう。プリンターの目詰まりに困っている方のために、ここではプリンターが目詰まりする原因と対処方法を解説していきます。
プリンターの目詰まりはインクを出すヘッドにある小さな穴(ノズル)が詰まった状態をいいます。プリンターのインクが出る部分(ヘッド)からインクが正常に噴出されなくなっている状態です。特定のインクのヘッドからインクが出なくなることで、特定の色が抜けてしまったり、印字されない部分ができたりします。たとえば、黒のインクが目詰まりしている場合には文字が印字されません。また、カラーインクのヘッドの全域が目詰まりしていると発色がおかしくなりますし、一部が目詰まりしている場合には、その部分だけインクが出ないため、筋状に色抜けを起こします。このようにインクの目詰まりしている部分によって、それぞれ異なる現象が起こるのです。
プリンターが目詰まりする主な原因として考えられるのは、印字方式、プリンターのヘッドの乾燥やノズル部分のほこりの混入やプリンターそのものの寿命です。詳しく解説していきます。
プリンターの目詰まりの原因のひとつとして印字方式がインクジェットだということがあげられます。プリンターの印字方式には主にインクジェット方式とレーザー方式の2種類があります。1つめのインクジェットプリンターは、粒子状にしたインクを紙に直接噴射する方式で印字します。インクジェットプリンターは、レーザープリンターよりも解像度が高く色の再現性が高いため、写真などの印刷に優れているといわれています。ただインクを噴射するノズルの目が小さいため、目詰まりしやすいというのもインクジェットプリンターの特徴です。
一方のレーザープリンターは筒状の感光体(ドラム)に色を付ける粉(トナー)を拭きつけ、紙をドラムに押し付けて熱転写します。この方式では目詰まりは起こりません。ひとつのトナーでの印刷枚数がインクジェットプリンターよりも多いため、大量に印刷したい場合にも優れています。
プリンターヘッドが乾燥している場合も、目詰まりの原因となります。プリンターのヘッドが乾いてしまうと、ノズル部分でインクが固まってしまうため、インクが噴出されません。インクのヘッドはペンでいえばちょうどペン先にあたるため、この部分が渇いているとインクが出てこないのです。ヘッドが乾燥する原因は、プリンターヘッドが、適切ではない乾きやすい位置で止まったまま放置されていたことが考えられます。本来プリンターヘッドはホームポジションに戻っていることが基本です。ホームポジションに収納されている場合には基本的にノズルは乾燥しません。
印刷が終わったあとに、プリンターヘッドがホームポジションに戻るのを待たず、電源ケーブルを切ってしまった場合などでは、プリンターヘッドが乾きやすい場所に放置されているため、乾燥の原因になるでしょう。そのまま長い間プリンターを使わなかった場合などは、乾燥に気づかないためそのままインクが固まってしまい、結果として目詰まりを起こしてしまいます。
ノズル部分へホコリが混入している場合にも目詰まりの原因になります。ヘッドの乾燥のところでも触れましたが、プリンターヘッドは印刷しているとき以外は、ホームポジションに収納されているのが基本です。この位置にあるときにはホコリが侵入しづらいでしょう。ただ、紙詰まりを起こした状態でプリンターがストップした場合などでは、プリンターヘッドの位置は印刷途中のままです。そのまま電源を切ってしまうと、プリンターヘッドがホームポジションに収納されていないため、ノズルにホコリが侵入しやすくなってしまいます。さらに、ホコリのついている紙を印刷に使用してしまった場合などもホコリの侵入の原因になるでしょう。
プリンター本体の寿命が来ている場合にも、目詰まりの原因となるのです。プリンターはその種類によって寿命が異なるといわれています。家庭用のプリンターの寿命は印刷枚数1万枚程度、年数で3~5年程度です。家庭用のプリンターをビジネス用として利用している場合などでは、使用頻度が高く、プリンターヘッドに負担がかかるため、さらに消耗が早いでしょう。長年使用していると、インクを噴射するノズルが劣化して目詰まりする可能性があります。印刷できない場合には、プリンターヘッドの交換が必要になるでしょう。目詰まりだけではなく、異音がする場合は寿命の可能性が高いです。
目詰まりを解消する方法をご紹介します。まずはプリンターのヘッドクリーニング機能を使ってみましょう。機種によってクリーニング方法が異なるため、取扱説明書や各メーカーのホームページでクリーニング方法を確認してからクリーニングします。クリーニング後にノズルチェックをしてパターン印刷をしてみましょう。ヘッドクリーニング機能でも解消されない場合には、ティッシュか綿棒に水がぬるま湯を含ませてヘッド部分を洗浄してみましょう。基盤が濡れると故障の原因になるため、しっかりと水分を乾燥させてから装着します。
水やぬるま湯で洗浄しても目詰まりが解消しない場合には、市販の洗浄液でノズルの洗浄をしましょう。市販されている洗浄液は、注射器と洗浄液がセットになっているものです。チューブのついた注射器で洗浄液を吸い上げてインクのノズル部分に注入します。その後、ノズル部分から洗浄液を吸引し、再びその洗浄液を注入。これを何度か繰り返したあとで、数時間放置して乾かしましょう。洗浄液の入っているカートリッジを使ってヘッドクリーニングする方法も有効です。ただし過度なヘッドクリーニングは故障の原因になります。また、洗浄液の使用や洗浄カートリッジの使用はメーカは推奨していません。使用する場合には自己責任で使用しましょう。
プリンターの目詰まりを防ぐ方法を解説していきます。
目詰まりを防ぐためには定期的にメンテナンスを行いましょう。ヘッドをホームポジションにしっかりと戻すことで、乾燥やホコリの侵入を防げます。万一途中で止まってしまっていても、電源をこまめにいれることでホームポジションに戻ることができるでしょう。定期的に電源を入れてるとプリンターは自動で少しだけヘッドクリーニングを行います。定期的にメンテナンスを行うことで、目詰まりの状態が軽い段階で対処できるのです。結果として、洗浄液や洗浄カートリッジを使用しなくて済みます。
レーザー複合機を使用することでも目詰まりの防止になります。そもそもインクジェット方式でなければ、インクのノズルが詰めることはありません。レーザー複合機は目詰まりしないため、レーザー複合機に変えることで目詰まりの悩みは解消します。また、レーザー複合機はリースが可能です。リース契約をすれば定期的なメンテナンスを受けられますし、リース料は経費として計上できます。リースした場合には資産にならないため、減価償却資産としての計算やランニングコストの計算の必要がありません。経理上の処理が楽です。
プリンターの目詰まりの原因や対処法、防止策などの面からご説明してきました。もしプリンターの目詰まりに悩まされているようでしたら、レーザー複合機をリースすることも含めて、株式会社ビジョンに相談してみてはいかがでしょうか。株式会社ビジョンでは、最新の複合機が低価格で導入できますし、問い合わせからアフターフォロー、メンテナンスや訪問相談などの充実のサポートがあります。お気軽に問い合わせてみてください。