コピー機・複合機のお役立ち情報
株式会社ビジョン 東証プライム上場(証券コード:9416) | 会社案内・IR情報
0120-601-249
コピー機を使っていると、どうしても起こってしまうのが紙詰まり。何度も紙が詰まってイライラしてしてきてしまう方も多いのではないでしょうか
そもそもどうして紙が詰まるのでしょうか。原因を知り、再発しないように努めることで紙詰まりを起きにくくすることが可能です。
実は保守サービスに連絡をいれるよりも、自分で簡単にメンテナンスできることがあります。
最も多い原因は、コピー用紙が正しくセットされていないことです。斜めにセットされていたり、セットする位置がズレていたりすると、きちんとコピーができずに紙詰まりを起こしてしまいます。
続いてよく目にするのが、コピー用紙が波打っていたり、シワや折り目が付いている場合です。コピー機というのは、紙をローラーで送りながらプリントする仕組みになっています。そのローラーがシワの入った用紙を巻き込んでしまうというトラブルが少なくありません。
給紙ローラーとは摩擦力を使ってコピー機の紙を送り出す大事な部品です。その給紙ローラーの摩擦力が落ちると、上手く紙を出すことができずに紙詰まりに繋がります。
この場合、自身での修復は困難なので、メンテナンス時に保守契約先へ申し出る必要があります。
コピー用紙に湿気が含まれている場合があり、このようなコピー用紙を使うと、ローラーが複数枚プリントに送ってしまい、結果として紙詰まりを起こしてしまいます。
また、冬はヒーターやエアコンなどで急に部屋が暖められることがあるため、結露が発生しやすく、特にコピー機の用紙が入っているカセットの内部は結露しやすいです。
紙に湿度を帯びると、2枚がくっついて同時に紙を出そうとするので紙詰まりになりやすくなります。
人為的なエラーを起こさないために、以下のことを実行すれば紙詰まりのトラブルはグッと減ります。
これだけのことで、紙詰まりのトラブルはかなり解消されますので、ぜひ実行してみてください。
コピーで紙が詰まった時は、慌てて紙を引っ張らないようにします。慌てて引っ張ると紙がちぎれてしまい、取り除くのが困難になります。
まずは、詰まった場所を調べてみます。給紙カセットを取り出し、中を見ます。なければ側面のカバーを開きます。
それでも見当たらない場合、保守サービスをしている会社への連絡が必要です。
給紙カセット付近で紙が詰まっていた場合は、ゆっくりと引っ張り出します。この時、手前ではなくローラーに対して水平に引っ張ってあげます。
内部のローラーに絡まったりして用紙がクシャクシャになっている場合もありますが、やさしくゆっくり引っ張ります。
また、側面カバー付近で詰まっていた場合も、細心の注意を払って水平方向にやさしく引っ張ります。
紙を取り除いたつもりでもエラーが消えない時は、もう一度詰まっていた場所を探してみます。どうしても見つからない場合はやはり保守サービスの会社に連絡します。
1回のトラブルで発生するムダはわずかなものかもしれませんが、急いで印刷したくてもできなかったり、印刷コストもかかります。
月額でトラブルによるミスプリントの枚数を計算してみるとけっこうな金額になっていて驚くことになるかもしれません。
少しのことで紙詰まりは予防することもできるので心がけてみてはいかがでしょうか。
前の記事
紙詰まりの原因と対処法について次の記事
知っておくと便利!コピー機のフィニッシャー機能