コピー機・複合機のお役立ち情報
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「コピー機」、「複合機」、「印刷機」。どれも似ている言葉なので同じ物だと思っている方もいると思いますが、厳密には異なります。
今回は、これら3つの違いや特徴についてご紹介します。
コピー機とは、複写機能のある機械のことを指します。複写機能が付いていればコピー機と呼べるため、広義な呼び方になります。しかし、最近では複写機能しかない機械は減ってきているので、厳密な意味でいうコピー機は少なくなってきています。
複合機とは、コピー機の複写機能に加え、プリンター機能やFAX送受信機能、スキャン機能などが搭載されたものです。
しかし、近年ではコピー機といえば複合機のことを指すことが多いため、複合機もコピー機と同じ意味で使われることが多くなっています。
印刷機とは、新聞や発行部数の多い雑誌などの大量で高速な印刷が必要な場合に用いられる機械のことを指します。たとえば、オフセット枚葉印刷機やオフセット輪転印刷機などがあります。
多くの会社にあるFAXやスキャン機能がついている大型の機械は複合機です。現在の最新複合機には、非常に多様な機能が盛り込まれています。
たとえばコピー機能の中にも、試しコピーや割り込みコピー、自動用紙選択、両面コピーなどがあり、製本ができる機能がついているものまであります。
その他にもプリント機能やスキャン機能、FAX機能はもちろんのこと、アドレス帳機能、セキュリティー機能、マネジメント機能がついている複合機もあります。中でも、セキュリティー機能として、HDDデータ暗号化、データ消去、IPSec通信、HDDミラーリング、HDDの取り外し、個人認証(SSO-H)、ICカード認証などさまざまな機能が搭載されている点は注目です。
さらにマネジメント機能では、部門別ID管理が行えたり、リモートシャットダウンなどを行うことができたりする複合機もあります。
いずれもオフィス業務の効率を高めてくれる非常に重宝する機能です。最近の複合機の進歩は目覚ましいものがあるので、今後さらなる便利で高度な機能が追加されることになるでしょう。
「コピー機」、「複合機」、「印刷機」の違いは、それぞれの機能によるものです。しかし複合機とコピー機は同じ意味で使われることが増えてきているので、複合機のことをコピー機と呼んでも間違いではなく、意味が通じるようになっています。
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