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2015-10-17(土)17:38

コピー機の歴史と2つの複写方式について

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基礎知識

 コピー機の歴史と2つの複写方式について

企業だけではなく、一般家庭にも普及し始めているコピー機。実は3世紀ほどかけて開発の歴史がありました。それほど昔からコピー機の需要があったということになります。それからジアゾ式複写機、PPC複写機という2種類のコピー機が現在に至るまでに開発され、今でもその2つのタイプのコピー機が使用されています。

ジアゾ式複写機

最初に事務職で幅広くコピー機は、蒸気機関を発明したジェームズ・ワットが1779年に発明しました。インクが裏まで染み込みやすい薄い紙を使って、紙から別の紙に内容を転写する手法を考案し、20世紀まで使用され続けました。
その後、1951年のドイツがジアゾ式複写機を開発しました。ジアゾとは窒素の化合物で、紫外線照射により感光させます。青い紙を使うことが多かったっことから「青焼き」と呼ばれました。このころのコピー機は「湿式」で、感光紙の性質を生かし現像液を塗る手間があったので、湿った紙になるのが特徴でした。大判の複写ができるため、図面に多用されました。
しかし、感光紙の保管に注意を払う必要があったり、両面刷り原稿の複写ができない、湿式なので原稿を濡らしてしまうリスクがあるなど、デメリットもたくさんありました。
複写機の開発・製造のキヤノンファインテックはジアゾ式複写機をさらに開発させています。ジアゾ式複写式は設計図面用などに多用されています。

PPC複写機

現在のコピー機の主流はPPC複写機です。
1938年、アメリカのチェスター・カールソンは、光を使わず電気だけで画像を記録する革命的な技術「ゼログラフィー」を発明しました。
1955年、アメリカのハロイド社(後のゼロックス)は、この技術と、光が当たると電気抵抗が変わる「光導伝体」の技術を組み合わせ「ゼログラフィ」と呼ばれる基本技術を確立しました。
1959年、アメリカで「乾式」の世界初の事務用コピー機「ゼロックス」が誕生しました。これが現在の主流のコピー機となり、オフィスで使われ続けています。
メリットは、普通紙を使用できることや、複写物を長期保管しても劣化が少ない、拡大縮小コピーができるなど現在のコピー機と同じです。デメリットは大型の印刷をするには高価になりすぎることです。

まとめ

まさにこの3世紀ほどの間に、写真技術であったり、複写技術であったり、コピー機の開発にいたるまでにさまざまな技術開発の道筋がありました。
現在、コピー機はオフィスだけではなく家庭でも普段の生活に欠かせないものとなっています。
以前はコンビニに有料コピーに行ったものですが、家庭用コピー機の普及で家でもコピーをするようになりました。一つには、パソコン用プリンターにスキャン機能を加えたコピー機が普及していったこと、そしてもう一つはコピーの頻度が多くなってきたことなどが考えられます。

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