コピー機・複合機のお役立ち情報
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企業に必要な機材のひとつとしてコピー機や複合機があげられますが、ひと月あたりの電気代、保守費用など使用するにあたって費用が発生するのが事実です。経費削減と言い、コピー用紙の無駄使い厳禁、社内用の資料はモノクロ印刷でなど、それぞれ企業ごとにルールが設けられていますが、いったいひと月にいくらぐらいの電気代が掛かるのかご存知でしょうか。今回は企業で使用するコピー機一台あたりの電気代についてお伝えします。
家庭用だと使用する際に電源を付けますが、企業が使用するとなると通年電源はONのままです。さらに、企業向けのコピー機には「TEC値」という数値が存在します。TEC値とは簡単言うと節電機能の指標となります。1週間の消費電力量、すなわち、時間あたりに使用する電気料を表します。各メーカーのコピー機・複合機にはそれぞれTEC値割り振られているので、コピー機ひと月のあたりの電気代はTEC値でだいたいの把握が可能です。あるメーカーのコピー機を例に上げると、年式が古いコピー機だと、約9000円/月 となりますが、現在では約3000円/月 まで抑えることができ、およそ60%以上の電気代の削減が可能となっています。ですので年式が新しいほど節電機能が優れているということになります。最新機種には使用していない時間を記憶して、待機電力を極限にまで下げる機種も登場しているので、コピー機1台にかかる電気代も大幅に低減されています。年式が古いコピー機には搭載されていない機能となりますのでご注意下さい。
企業向けのコピー機・複合機には、先程にも記述したように、TEC値という数値が大きく関係しています。コピー機1台あたりの電気代を計算するには内訳があります。それはTEC値と、電気使用単価です。まずTEC値とは1週間の消費電力量のをあらわす数値です。事業者は電力会社と事業所規模によって使用電力の価格を決めます。あくまでも例ですが、100Wごと〇〇円と電気単価を設定します。すなわち、月間の電気使用量を算出する際は、TEC値と電気使用単価が分かればだいたいの費用を算出することが可能です。月間使用量算出方法は、「月間使用電気料金=TEC値×4週間×電気単価」となります。参考にしてみてください。
コピー機1台あたりの電気代を抑えるには、TEC値が低いコピー機を選択するのが最善の方法です。もし既にコピー機、複合機を導入しているのであれば、使用している機種のTEC値を確認してみてはいかがでしょうか。数年前の機種だとTEC値が5.0台だったり、7.0台というのもあるので、賢く電気代を抑えるには、「経費削減だ!」という厳しいルールを設けるより、コピー機・複合機の機種そのものを見なおしてみると良いかもしれません。
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